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天然乾燥が良いのか、人工乾燥がいいのか

雪が積もりました



雪が積もると思いだしますよね。


人工乾燥と天然乾燥の話


ないですか、そうですか・・・
材木の業界にいるとしばしば論争になる、人工乾燥と天然乾燥、どっちがいいのか問題。
特に結論付けるわけではないですが、筆者の気持ちを、もろもろ少しまとめてみました。


材木を愛するなら天然乾燥!


材木の為には、天然乾燥でゆっくりじっく乾燥させた方が良い!

というのはよく聞きます。
実際、製材屋さんが多い地域で、現在過疎地域などでは、製材した板を立てかけで乾燥させているところを良く見かけます。

さて、天然乾燥のメリットは、その地域の気候に合った平衡含水率で、お施主様に届くという所でしょうか。

平衡含水率は、おおよそ15~20%程度で落ち着くとは言われていますが、海沿いに近い地域、盆地地域ではやっぱり乾燥度合いが違います。
その地域の平均湿度に合わせて、乾燥度が落ち着いていれば、季節の動きはありますが、大きな動きをすることは無いんじゃないかな、とか思います。


JITなら人工乾燥


JIT(Just-In-Time)は最近の工業品製造ではよく言われている話です。
無駄なストック(在庫)を減らすために、受注⇒生産⇒出荷のLTを短くする施策の代表用語にもなっているやつですね。

人工乾燥のデメリットとして、乾燥に時間がかかる、というのがあります。

お施主さんからの注文から引渡しの期間が短ければ短いほど、早くご自宅でくつろいでいただけることにつながるのですが
天然乾燥では半年から2年程乾燥させないと、平衡含水率まで届きません。

そこで、人工乾燥の出番です。

高温乾燥なら一ヵ月!
さっさと乾かして、とっとと配送!(暴言)

そんなことが出来るのが人工乾燥ですが、色が変わるとか割れ反りが激しいとか木材にダメージを与える、そんな話も出ます。

とはいえ、昨今、壁の中に柱が隠れてしまう事が多いので、使用用途で天然乾燥の材を利用するか、人工乾燥の材を利用するかを判断していくのが、ベストではないでしょうか。
柱材は、人工乾燥の物を使用して、一枚板は天然乾燥を利用する、みたいな?

ともあれ木材へのダメージも、低温乾燥なら軽減させることが出来るなど、木材業界におけるJITを具現化するために、日夜研究されている方もいらっしゃいます。
よりよい状態でお施主さんに引渡しできるようになると良いですね。

ちょっと取り留めのない話になりましたが、本日は以上です。