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スギのお話


日本を代表する木材と言えば、忘れてはいけないのは「スギ」です。

日本を旅していると、街道沿いにずらっと並んで生えているのは、ほとんどスギと言えるほど
日本国内は、スギスギスギスギ過ぎと思われているかもしれませんが

「なんでスギなの」

という所を今回はご紹介。


そもそも由来は・・・


植物全般に言えるのですが、名前付けはあくまでも定説とか、諸説あるというのが普通です。
寒の最中ですが、節分を迎える頃には、例年ですと「たんぽぽ」「オオイヌフグリ」などの春を告げる小さな草花が咲き始めます。

オオイヌフグリの「ふぐり」は男性の睾丸という意味があって、あの話の種のつき方が、大きな犬の「フグリ」のようだという説があったりなかったりしています。本当にそうなのかは、今亡き名づけ人に聞くしかないです。

話しを戻して、「スギ」ですが由来は「スグの木」と言われています。
真っ直ぐ立つから、スグの木。それがなまって、杉の木になったそうです。
特に針葉樹と言われている、スギ、ヒノキ、アスナロ、サワラなどは、すっと真っ直ぐに伸びていくので、柱に使いやすいという特徴があります。
真っ直ぐとりやすい広葉樹として、「ケヤキ」が例に出ますが、ケヤキも昔は床柱などの装飾的な柱に使われていたのは、ある程度の高さまで真っ直ぐ伸びているから、使いやすかったようです。



柱に使いやすいということで、日本に生えているスギ(あるいはヒノキ)は、60~70年ほど前に一斉に植えられた人工林であることがほとんどです。
天然のスギとして秋田天然杉やヤクスギなどがあり、僅かながら流通していますが、国内で流通しているいわゆる「スギ」は、人工のスギです。



なぜ植えた


この時期になると、そろそろ気になる方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。

「花粉症」

筆者も花粉症なので、ピーク時は「火ぃつけたろかぁ」という気持ちになるくらいひどい目にあっています。
なお、本当に火をつけると、重罪で罰せられるのでお知りおきください。

さて植えた当時、こんなに花粉症という症状を出す人がいるとは「想定外」だったのでしょうが、にしても、スギスギ過ぎなのは、なぜ?という当初の投げかけにともなう回答ですが、スギは比較的成長が早いという傾向もあります。

柱に使えるサイズは、おおよそ3.5寸くらいですが、3.5寸(10.5cm)の柱を3~6mの高さでとれるくらいまで育つのに、岐阜美濃地方ではおおよそ50~60年と言われています。(鹿児島などではもう少し早いです)

これが広葉樹、先程紹介したケヤキだともっと時間がかかると言われていますので、柱使いやすい「まっすぐのびて」「成長が早い」という2拍子揃っていたのが「スギ」だったという経緯で、杉がたくさん植えられました。

およそ60年前。第二次世界大戦が終了しました。
度重なる空襲で家や非住宅を失ったこと、戻ってきた若い兵隊さんの働き口という2つの課題に対して
国が出した対策は「家になる構造材=スギを植える仕事をつくろう」でした。

というわけで、そのころに植えられたスギ林が成長して、花粉をばら撒いているのですね。




ということで、今回の構造材の話は「スギ」でした。
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